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生理痛・生理不順

月経のメカニズム

月経(生理)とは生命の自然現象です。その働きは内臓(子宮)だけでなく、脳を含めた体全体が関係しているのです。

女性は子供を宿すために、周期的に子宮に血液(栄養分)を溜める働きを有しています。子供を授かる準備を定期的に行い、時期を過ぎると栄養素を排泄する、これが生理です。

生命を宿し、子孫を繁栄させるのはとても大切な働きです。ですので、これらの周期が乱れることは、体の環境からしても良い状況ではないことが明確なのです。


<月経(生理)が起こるまで>

(準備)
月経の周期に合わせて脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され卵胞が成熟が始まる。成熟した卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)が出て、子宮内膜が厚くなる。血液中のエストロゲンが満たされると、脳が黄体形成ホルモンを分泌する。

(排卵)
卵子を放出した卵胞は黄体に変化し、プロゲステロンを分泌する。
らせん動脈からの供給によって子宮内膜が柔らかくなる。

(月経)
受精しない場合、子宮内膜がはがれて血液と一緒に体外へ排出。
この時の経血の量や質によって準備~排卵までの子宮環境の様子がわかる。


月経が起こるまで
脳 ⇒ 卵巣 ⇒ 脳 ⇒ 卵巣・子宮というような流れで行われています。

情報伝達をは自律神経系だけでなく、ホルモンなどが血流にのって伝達されます。

血流の滞りや冷えなどが影響することで伝達がうまくいかないこともあり、ちょっとしたストレスや食生活、睡眠不足などで不順になりやすいのです。


生理痛のメカニズム

生理とは女性特有の機能です。
子宮へ栄養分(血液)を集めることで妊娠に備えます。

この働きは自然なものです。

痛みとは「センサー」です、体に不具合が生じると、どこが悪いのかを知らせる警報器のような役割があります。

子宮や腰が痛むからと言って、必ずしも子宮が悪いわけではありません。
血液のうっ血によって子宮へ負担がかかっている場合もあるのです。

現代では、女性の9割近くが生理痛と呼ばれる不快感を持っているといわれております。時には仕事を休むくらい強い痛みを伴うこともあります。

生理痛のひどい人であれば、立つことも歩くこともできない方もいます。
軽い人であれば、お腹が痛い、腰が痛い、頭が痛いという方が多いです。

これが毎月くるのはしんどいものです。
そして、ほとんどの方が薬を飲んで過ごしているようです。

女性が働く機会が多くなり、生理痛で仕事を休む事は難しく、薬で抑えている方も少なくありません。

痛みという苦痛を伴いうことで、生理に対するイメージもネガティブなものになりがちです。
この意識が実は生理痛を繰り返す悪循環にもなりえるのです。

せめて薬で痛みだけでも抑えようとしますが、それでは、その場限りで痛みが出た原因を改善しているわけではありません。

さらに、薬というものは人工的なものですので、体には良くも悪くも作用します。

体にとって不要なものを解毒したり排泄する余計な負担かかるだけでなく、解毒しきれなかったものは体の中へ溜まっていくのです。
その結果、内臓諸機関の機能低下を引き起こし、ついには病気や不妊症を引き起こしていくのです。

生理痛は簡単に説明しますと排泄障害です。

生理痛のメカニズムと改善方法をお伝えします。


その1 子宮の収縮

月経の少し前から月経前半にかけて、子宮内膜の中では、プロスタグランジンという物質ができます。

これが子宮の収縮を促し、はがれ落ちた子宮内膜を体外に押し出す役目をしています。

内臓の状態はフィードバックといって、自律神経などを介して脳にその情報が伝達されています。

しかし、この伝達がうまくいかずに、ホルモン分泌などがうまくコントロールできていないと、子宮の収縮が強くなりすぎて生理痛の症状として、下腹部が痛くなったり、腰がだるくなったりします。


その2 排出作業

月経は、受精しなかった場合に着床するためのベッド(子宮内膜)をつくり整える作業です。

例えるなら、子供を宿す宮殿を整理して立て壊す作業です。

その際に、立て壊す時の刺激が痛みを伴うことがあります。

おもに厚くなった内膜を排出する時にのことですが、内膜が剥がれていくので、炎症を起こし痛みを伴うので生理痛が起きるのです。

その痛みの度合いによって、生理痛の違いがでます。


その4 血行不良

体を巡っている水分を体液と呼びます。

体液は「血液」「リンパ液」「髄液」の3つに分けられます。

この体液は体に炎症が起きると、その箇所へ集まり炎症を抑えます。

また、3つの体液はもともと血液なので、血液の循環が滞ることで、リンパ液や髄液の流れも悪くなります。

ホルモンを始めとする伝達物質はこの体液にのって運ばれていきます。

また、ホルモンはコレステロールと呼ばれる脂質からできています。

過度な運動やダイエットによって栄養素が不足したり、体液の過剰な偏りが、本来、子宮へ血液やホルモンを運ぶ生理的な役割を阻害します。

からだを守るために脳がホルモン分泌をストップさせて無月経になるケースもあるので、生理痛以上に注意が必要です。

ストレスも蓄積しますと、交感神経優位となり、血管の収縮を起こして、血行不良による冷えを引き起こします。


その5 子宮のゆがみと脳の機能低下

体は重力の影響を常に受けています。

その重力をうまく受け止め受け流すように姿勢は作られていきます。

姿勢とは使っているように形作られていきます。

また、内臓の調子が悪くなると、内臓を守ろうとして体はゆがんでいきます。

当然、体の中には様々な臓器が一色単におさめられているので、無理な姿勢になることで、循環が滞り機能低下の悪循環を招きます。

血液の鬱滞は子宮が血液を排泄することにも影響を与えます。

血液が排泄しにくい状態では、子宮の収縮も過剰に起こり痛みを伴うことがあります。


*ひどい生理痛の場合

生理痛がきつい場合は、子宮の病気が潜んでいる場合もあります。子宮筋腫、子宮内膜症なども生理痛がきついことが多いので、その場合は、医師に相談する事も大切です。


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