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朝起きて痛くないのに歩くと足裏が痛い

2018年12月9日

1,歩くと足裏に痛みが出る原因

歩行するときに痛みが出る場合は、足裏その周囲を痛めていることがあります。多くの場合は、足裏が痛いと「足底腱膜炎」と言われることが多いです。しかし、足裏痛みにはいくつかの原因があります。その原因を見抜くには、足裏のどの部分が痛くなるかを観察することで見分けることができます。

歩くと足の裏が痛む原因

  1. 親指の付け根が痛い
  2. つま先の裏が痛い
  3. 土ふまづの前川が痛い
  4. 土ふまづの真ん中が痛い
  5. 土ふまづの踵側が痛い
  6. 土ふまづの小指側が痛い
  7. かかとが痛い

よく見られる足裏の痛みを7つの部分であげて見ました。それぞれが足裏が痛いという表現をされます。しかし、その部分の違いが足底腱膜以外の痛みを引き起こしています。

例えば、土ふまづの痛みを見ていきます

土ふまづが痛い原因の筋肉

土ふまづの部分には、どのような組織があるかを見ていきます。

足底腱膜、指の筋肉、つま先を動かす筋肉、神経などさまざまなそ組織があります。例えば、真ん中付近が痛めた時には足底腱膜という支持組織があります。これは、足のアーチを保つためにある程度のテンションがかかっています。しかし、そのテンションが強くなると痛みを感じてしまいます。

さらに深くに行くと指を曲げる筋肉や足首を動かす後脛骨筋肉がついています。指で地面を踏みしめたり、足首が不安定になるとこの筋肉に負担がかかり痛みを感じます。

このようにして、どの部分に痛みがあるのかを知ることで、どの組織が痛めてしまったのかの判断ができるようになります。

 

2,歩いた時に足裏を傷めやすい動作や姿勢

  1. 猫背
  2. スリッパばき
  3. ガニ股

2-1.猫背になるとつま先や指に力が入りやすい

猫背で指に力が入りやすくなります。そうすると自然と地面を踏みしめてしまいます。地面を踏みしめることで、常に足裏に力が加わり負担が大きくなります。その結果、

2-2.スリッパばきで足底アーチに負担がかかる

スリッパを履くときに、すっぽ抜けないように、指を反らせて履く方が多いです。その場合は、足裏の筋に聴力が加わり、いつも以上に負担がかかりやすくなります。一時的な負担であれば良いのですが、慢性化することで、常に足裏のアーチに不安がかかり足底腱膜などを痛めやすくなります。

2-3.ガニ股でアーチが低下する

ガニ股になると足のつき方が変わり、アーチが崩れて足裏の筋肉や神経に負担がかかります。その結果、歩くごとに痛みを感じやすくなります。

 

3,歩いた後の足裏を痛めてしまったときの対処法

もし、歩いて足裏を痛めてしまった場合は、3つの方法で対処します

  1. 休んで負担を減らす
  2. テニスボールなど出っ張ったもので緩める
  3. テーピングなどでサポート
  4. アイシング
  5. 足湯

痛みが出たときには、コリやこわばりのことが多いです。ます、緊張を緩めるために休みます。それでもなかなか改善されない場合は、筋肉を緩めたり、アーチをサポートさいて少しでも負担を減らすことが有効です。

もし、熱を持って腫れぼったい場合は、アイシングをして冷やします。足裏が痛くて晴れている場合は、炎症が起きています。その場合は、足裏を冷やすことで

4,足裏を傷めないための予防と歩行

足裏を痛めやすい人の特徴は疲れを溜めている、歩き方がぎこちない、血行循環が悪いことが多いです

  1. 疲れを溜めている
  2. 歩き方がぎこちない
  3. 血行循環が悪い

疲労が蓄積すると、足は硬くなって痛めやすくなります。その結果、蓄積した疲労が取れないことで、アーチの低下にともない筋肉のこりやこわばりが起こります。うまく歩けないことで、余計に疲れやすい悪循環に陥ります。また、筋肉が硬いことで、血行循環が悪くなります。その結果、老廃物がたまり痛みを感じやすくなります。

4-1.痛みを感じにくい予防とは?

足裏が柔らかく、して血行循環をよくすれば痛みにくい足になります。そのためにオススメのケアが足湯、足首回し、爪先立ちです。

  1. 足湯で血行改善
  2. 足首回しで足を柔らかく使う
  3. 爪先立ちでアーチを保つ

4-2.足湯で老廃物を除去

足湯は水圧と熱の力で足裏に溜まった老廃物を除去できます。マッサージやツボ押しなどでは流しきれない細かな老廃物を巡らせて排泄を促すことができます。マッサージやリフレクソロジー(足裏マッサージ)などと併用するとより効果的です。

4-3足首は体の土台を安定させる

足首が柔らかいことで、足回りにかかる負担を分散させることができます。足が固まることで神経が圧迫されると痛みを感じやすくなります。足につながる神経は、くるぶしの周りに束になって通過します。ですので、足首が硬くなることで、神経を圧迫してしまい、感覚が過敏になってしまいます。足首周りを緩めることで、骨格を安定させ、神経の働きを正常化出来るのです。

4-4.爪先立ちやつま先歩きでアーチを再構成できる

爪先立ちをするときには、筋肉や骨格の連動が起こります。アーチの位置が戻りやすく、筋肉と膜を繋げるレールが整います。筋膜の繋がりが足裏から背中まで繋がっています。この繋がり作り、足裏だけの負担を減らすことができます。

 

5,この記事のまとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

足裏の痛みの原因は、筋肉や神経にかかる負担を減らすことが重要です。また、痛みが出たときには、休む、冷やす、ほぐす、温めると様々な方法があります。足裏の痛みの具合によって必要なケアをすれば痛みはひきやすくなります。痛みの対処だけでなく、痛みにくいケアや歩きかたを身につけることで痛みを感じることなく過ごすことができます。

是非とも、繰り返す足裏の痛みをお持ちの場合は、予防から歩き方まで意識して取り組んでみてくださいませ。

 


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