猫背
- ☑ 姿勢が悪いと周りから指摘される
- ☑ 写真を撮るときに姿勢が気になる
- ☑ マッサージをしても首肩こりが改善されない
- ☑ 背中が痛くて仕事に集中できない
- ☑ 呼吸が浅くていつも緊張気味
体は軸がないとふにゃふにゃしてしまいます。
猫背は体の軸がないために起こります。
それでは、そんな猫背は、どんなものでしょうか?
原因や解消方法も踏まえて開設させていただきます。
猫背がわかる見出し
1,猫背とは?
猫背とは、姿勢が丸くなって、骨格や筋肉をはじめとする体へ負担のかかる姿勢を示します。このような姿勢を不良姿勢といいます。猫背はその1つです。
猫背は、今までの体の合使い方によって作られるものです。ですので、生活習慣や日常生活の環境によって作られ定着します。
このような姿勢が首肩こりだけでなく、内臓やその他の症状を引き起こすきっかけとなってしまいます。
2,猫背で起こる体の症状
- 1,姿勢の乱れて、万病のきっかけを作る
- 2,姿勢のゆがみが内臓に負担をかける
- 3,体の感覚が鈍感になる
2-1,姿勢の乱れて、万病のきっかけを作る
体の中身は見ることができません。見えない分、体の変化にも気が付きにくいのです。しかし、見る視点を変えることで、見えてくるものがあります。
例えば、服のしわのように、着こなし方によってしわのでき方が異なります。使い方によっては、いつまでもきれいに長く使うことができます。
私たちの体も同じことが言えます。手首や顔のしわのように、使っているように、シワができます。
体の使い方によって姿勢は作られていくのです。良い使い方をしていれば、長く健康を保つことができます。
しかし、無理をしていると、徐々に姿勢も乱れて、疲れやすい姿勢になってくるのです。
2-2,姿勢のゆがみが内臓に負担をかける
体は家のように土台となる基礎や骨組があります。そして、壁があり床があり家具が備わっています。
不良物件と呼ばれる家は、基礎が傾き傾斜がついたり、立て付けが悪くなり住みにくいものです。私たちの体も、骨格が歪み姿勢が乱れると体の中の内臓も働きにくくなります。
内臓は消化吸収だけでなく、血液を循環させたり、老廃物の除去も行っています。ですので、寝ても疲れが抜けにくい、肌荒れが起きやすいなどの症状が起こります。
2-3,体の感覚が鈍感になる
体に負担がかかり続けることで、筋肉などは緊張し続けてしまい、次第に感覚がマヒしていきます。
このような状態ですと、自分の体が今どうなっているのかがわからなくなります。このような状態が続くことで、疲労の蓄積や怪我へのリスクを高めてしまいます。3,一般的な猫背の原因
- 1,背中が丸くなる
- 2,骨盤の傾きがある
- 3,前かがみの姿勢が多い
3-1,背中が丸くなる
日常での姿勢が丸くなっていることを指摘されます。視力の低下や意識の低下によって丸くなるのが癖になっていると指摘されることが多いです。
しかし、問題なのは、なぜ丸くなってしまうかです。その本当の原因について追及する必要があります。
3-2,骨盤の傾きがある
骨盤が後ろに傾いてしまうと、背中が丸くなります。
このようなことから、骨盤を京セすれば猫背を改善できるということが言われます。しかし、先ほどと同じで、なぜ、骨盤が後継してしまうのかが大事です。
例えば、内臓の問題、感覚の乖離などによっても骨盤は後傾します。本当の原因について対処しなければ、結果は伴いにくいです。
3-3,前かがみの姿勢が多い
体の合使い方や習慣が原因と言われる場合があります。
前かがみが多いと、猫背になりやすいです。しかし、なぜ、めあかがみになるのでしょうか?視力の低下、首が硬いなどでも前かがみにはなります。
本当の原因を知ることが、根本的に癖を直すことになります。
4,英気整体院の考える猫背の原因
- 1,内臓の疲労
- 2,神経の緊張が骨格を硬くする
- 3,筋肉の癖が姿勢を崩している
4-1,内臓の疲労
内臓を調節することにより、循環を改善して、老廃物を除去することができます。さらに筋骨格を整えることで、内臓が本来の機能を発揮しやすい環境に調節していきます。
4-2,神経の緊張が骨格を硬くする
神経が緊張していると、感覚が鈍くなります。鈍きなったことで、今自分がどのような姿勢になっているのかがわからなくなります。この結果、動き方が癖となり、姿勢が固まり、猫背がつられます。
また、神経の緊張があると、筋肉がこわばり、姿勢が硬くなります。このようにして、体の反応のしやすさや柔軟性の低下が、猫背を助長させます。
4-3,筋肉の位置や形の崩れ
筋骨格は形状記憶合金の様なものです。ですので、使い方によっては元に戻ってしまいます。
筋骨格が使いやすいうに、体の不要な緊張をなくし、無理のない姿勢へ導いていきます。
5,英気整体院の猫背に対するアプローチ
- 1,お腹を緩めて骨で体を支える軸を作る
- 2,筋肉の位置や形を整える
- 3,体の緊張を解いて、感覚を正常化
5-1,骨で体を支える軸を作る
お腹を緩める
内臓や自律神経の働きを整えます。
腸のコリを取ることでまっすぐな姿勢を取りやすくなります。
お腹がゆるむことで、まっすぐ骨で立つことができます。
体の筋肉には、骨を動かす大きな動かす筋肉と体を支える小さな筋肉に分かれます。この時に、支える小さな筋肉で骨格を安定させることができれば、コリのない体を作ることができます。
5-2,筋肉の位置や形を整える
筋肉の位置や形を整える
皮膚や筋肉にはクセがつきます。怪我をした後にはこのクセが残っています。
体の使い方をリセットすることで、怪我の再発防止になります。
体は使って居るように形づくられます。そのため、普段の使い方が癖をつくり、それが猫背となって現れます。
意図的に筋肉の位置や形を作ることで、本来の体を支える姿勢に整えることができます。
5-3,体の緊張を解いて、感覚を正常化
神経の反応を正常化
緊張が強いことで体をうまく使いこなせません。体の力みは神経の緊張から生まれます。
その緊張をとり、緩んだ状態にすることで、反応しやすくなります。
疲労などで反応が鈍くなると怪我をしやすいのです。
体がこわばると、感覚が鈍くなるので、筋肉の緊張を緩めて、感覚を研ぎ澄ませ安くします。
神経の圧迫を解く、小さな筋肉で骨格を支えるなどして、無駄な緊張を解くことで、今の体がどうなっているのかを感じ易くなります。
6,猫背への具体的な解消方法
- 1,背伸び運動で背中を動かす
- 2,骨盤を動かして坐骨で座る
- 3,あばらを広げて背中を動かす
生活の中でどうしても無理をしなくてはならないときはあります。
体の疲労や負担は、早く取ることで抜けやすくなります。お鍋の焦げ付きと同じです。ですので、疲れを自覚した時にご自身で調節できる方法もご紹介しております。
6-1,背伸び運動で背中を動かす
多くの場合は、胸の高さの背骨が硬くなり、猫背を作ってしまいます。
ですので、背伸びをして、背中のカーブを整えることで、丸く固まった状態を解消出来ます。
6-2,骨盤を動かして坐骨で座る
骨で体を支える意識を持つと、小さい筋肉を浸かるようになります。
例えば、坐骨というお尻の骨で座ると、大きい筋肉に頼ることなく体を支えることができます。
この姿勢になると、上からグッと押されても崩れることはなくなります。
6-3,あばらを広げて背中を動かす
あばらを広げることで、肩周りの動きがスムーズになり、首や方が前に丸くならなくなります。
猫背とは体が丸くなることです。しかし、反対に体をそれしても、不安定になります。体は風船が膨らむように、柔軟な状態が安定します。その風船の状態はあばらの動きが作っています。
あばらが前後左右同じように動けることで、骨盤や首の位置は安定します。
この時の、風船のように、体のスペースを作ることが、内臓への負担を減らします。
7,この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
猫背は、単に丸くなった体をまっすぐにすればいいわけではありません。
なぜ、丸くなったのかの、本当の原因へ対処できれば、繰り返すこともなく、良くできます。是非とも、一歩踏み込んで、猫背ができた理由を探してみましょう。