投球肩障害
- ☑ マウンドに最後までたって投げきれない
- ☑ 遠投や早く投げると肩が痛い
- ☑ キャッチボールなら大丈夫だけど、振り抜けない
- ☑ 肩を引くと詰まる感じがする
- ☑ 電気治療やシップを貼ってもなかなか良くならない
せっかくマウンドに立てているのに、全力を出せないのは悔しいですよね。
そんな肩のつらさは、もしかしたら、肩以外に門ぢアがあることも多いです。
例えば、片足立ちをしたときの不安定、肘や肩甲骨の動きの庵バラスでも肩に痛みを感じることもあります。
休めば痛みは落ち着きますが、投げると再発するのは、体の合使い方に問題があります。
英気整体院では、そのような傷めやすい体の使い方までも見直して再発防止まで取り組みます。
そんな投げる動きで肩が痛むことを「投球肩障害」といいます。聞きなれないですよね。
そんな投球肩障害について英気整体院の考えをご説明させていただきます。
投球肩障害とは
投げる動きで肩周囲に痛みを感じる症状を投球肩障害といいます。ボールやラケット、人を背負う動作でみ見られる周囲の炎症を伴う怪我です。
投球肩障害はどんな症状が出るの?
投球肩障害は、投げる動きで肩周囲を傷める症状です。肩の痛む部分によって、何を傷めたのかが変わります。
- 肩の前
- 肩の横
- 肩の後ろ
- 鎖骨の下
肩の前
肩の前の痛みは三角筋や上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)を傷める場合に起きやすいです。この筋肉は摩擦などによって痛めます。肩甲骨を十分に引けてないことが原因として多いです。
肩の横
肩の横には腱板というインナーマッスルがあります。インナーマッスルは腕の骨を肩の関節に安定させる筋肉です。インナーマッスルの押し付ける強さと、肩を動かす筋肉のアンバランスで、肩の隙間に挟み込んでしまい傷めやすいです。
肩の後ろ
肩の後ろは、インナーの筋肉のこわばりで痛みを感じます。あばらの硬さや背骨の硬さで起こります。
鎖骨の下
腱板疎部という部分で、これも挟み込んでしまい傷める部分の一つです。
他にもベネット病変、 SLAP損傷など手術が必要な病態もあります。
一般的な投球肩障害の処置
- アイシングをして炎症を抑える
- チューブトレーニングでインナーマッスルを刺激する
- 電気治療で痛みを緩和させる
いかがでしょうか?
これらの処置は痛めた部分に対するケアです。傷や拘縮(こうしゅく)などの筋肉が固まってしまった症状の緩和になり、痛みが楽になります。
しかし、痛めた原因そのものへの対処にはなりません。フォームや股関節の硬さなども修正しなければ、同じような怪我を繰り返してしまいます。
英気整体院の投球肩障害に対する取り組み
- 骨でまっすぐ立てる軸をつくる
- 肩周りがムチのようにしなる腕をつくる
- 股関節や背骨の動きを作り土台を安定させる
骨でまっすぐ立てる軸をつくる
投球肩障害の問題で多いのは、まっすぐ立てていないいことです。体の軸がぶれることで、肘の位置が下がる、肩が先行するなど傷めやすい投球フォームになります。
骨でまっすぐ立つことができれば、肩周りの無駄な緊張が似受けて、筋肉が挟まって痛むことはなくなります。
肩周りがムチのようにしなる腕をつくる
ボールにより津殻を加えるには、出来るだけ脱力することが必要です。たとえるならムチの様なしなやかさが必要です。そのために神経の緊張を抜き、緊張と脱力を意識して行えるようにします。そのポイントはあばらや背骨のしなやかさです。
股関節や背骨の動きを作り土台を安定させる
投球フォームで重要なのは、土台の安定性です。上半身が脱力できるためには、土台がしっかり固定されている必要があります。股関節柔軟性を高めるには、足裏から骨盤にかかる安定性です。
骨盤を柔らかくして、思ったように足を動かすことができれば、フォロースルーでもぶれることなく振り切れるフォームを作ることができます。
いかがでしょうか?
肩の痛みは、肩以外に問題があります。そのフォームを修正することで、痛みの緩和だけでなく、痛みにくい体作りができます。