主訴と経過
かかとの高い靴を履くと痛みが出る
スニーカーのような低い靴ではそれほど痛まない
扁平足と言われている
ということでした
体の状態の観察
左の骨盤が高く固まっている
内ももをうまく使えていない
このような状態ですと、左側に重心が偏ってしまい、足の外側を痛めやすくなります。捻挫をしやすい場合もこのような姿勢が崩れて固まってしまった状態が多いです。
セルフケアの内容
お尻のケアとして臀部の筋肉の位置や形を整える
内腿のケアとして、内転筋群のエクササイズを行う
椅子の立ち方の習性として、膝を閉じたままで立ち上がるように意識する
うちもものエクササイズとして、内腿を閉じたまま足上げの訓練を行う
テニスボールや段差を使ったスクワットをすることで、つま先に乗りすぎた重心を習性する。
できたかどうかのチェック項目
つまさきだちをした時に安定する
内腿で体を支えられる
楽に大きい歩幅で歩くことができる
変化の兆し
外くるぶしのゴリゴリが減る
などあります
この記事のまとめ
足底腱膜炎と言われるものであっても、痛みを感じる部分によっては、足裏以外の筋肉や組織を痛めていることがあります。また、どのような癖や動きをしているかを観察することで、痛めた原因を突き止めることができます。今回は、足裏のお不安定性が外側へ負担をかけていたケースでした。