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緊張すると腰が痛くなるのは横隔膜の硬さ

2017年6月30日

こんにちは。英気治療院の阿部です。
腰の痛みは、慢性的な疲労と思われがちです。しかし、単純な疲労でなくても痛めるケースがあります。それは、緊張が強いときです。そんな時は、呼吸をしやすい状態にすれば腰が緩くなり痛みにくくなります。今回は、そのようなお話をお伝えさせていただきます。

緊張すると腰が痛い理由とは?

緊張すると体の筋肉は硬くなります。単純に、そのような状態でも体は疲労して、痛めやすいです。しかし、緊張した時には、自律神経も乱れています。この乱れは呼吸に現れます。特に「喉」や「横隔膜」にその影響は反映されます。この喉〜横隔膜には胸椎という背骨が配当されています。背骨は該当する内臓の緊張具合と同じように、硬くなりやすいです。つまり、首〜横隔膜の高さの背骨が硬くなります。その結果、腰へ多くの負担がかかり、結果として痛みを感じます。

緊張すると腰が痛くなる3つの原因

  1. 首が硬くなる
  2. 横隔膜が硬くなる
  3. 腸腰筋が硬くなる

1-1,首が硬くなる

首の骨は背骨全体の硬さと関連しています。また、腰の骨と連動して動いています。その結果、首の骨が硬くなることで、腰が固まってしまいます。腰が硬くなると、鬱血が起こり、痛みを感じます。

1-2,横隔膜が硬くなる

横隔膜は、凹角神経という首から出ている神経によって支配されています。また、横隔膜はあばらに付着しています、その結果、胸椎と呼ばれる背骨の動きが悪くなります。背骨の動きが悪いと、動ける骨へ過度な負担がかかります。それが腰の骨のことが多いです。呼吸がしにくい時には、この横隔膜の硬さを疑いましょう。

1-3,腸腰筋が硬くなる

腸腰筋は、横隔膜から股関節まで連なる筋肉です。横隔膜の硬さや股関節の動きに関連します。横隔膜そのものが固いことでも影響を受けて硬くなります。股関節には、鼠径リンパと言ってリンパ液の集まる箇所があります。腸腰筋が硬くなることで、足がむくみやすくなります。もし、腰に違和感があり、足がむくんでいたら、腸腰筋の硬さを疑います。

腰を痛めた時にすべき対処法

腰を痛めと際には腰そのものへは最後に対処します。股関節た横隔膜などを先にアプローチして、それでも残る癖を最後に取ります。

1,腰への対処

  1. 冷やす
  2. 温める
  3. さする

痛めた直後は、冷やすことが良いです。慢性化している時は、温めます。どちらか迷った時は、心地用法を選択しましょう。冷やす方法のオススメは「アイスマッサージ」温めるもののオススメは「ホットパック」です。

冷やして腰の痛みを取る

 

温めて腰の痛みをとる

2,腰以外への対処

  1. 喉を緩める
  2. 横隔膜を緩める
2-1,喉を緩める

2-2,横隔膜を緩める

普段からできる予防法

  1. 股関節まわりを緩める
  2. あばらをゆるめる
  3. 背骨を柔らかくする

このようなセルフケアが有効です。特に緊張する時には、背中や首が硬くなります。腰へ痛みを感じる前にケアをして予防に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

痛めた時の対処と、痛めないための予防はセットです。痛みが治まってきた時こそ、入念なケアが必要になります。そうすることで、ぶり返したり、繰り返すことはなくなります。是非とも、日頃の習慣に、セルフケアを取り入れてみてくださいませ。

 


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