鵞足炎(がそくえん)
- ☑ ガニ股とよく言われて気になる
- ☑ 歩いていると地面に足を着くと痛くて伸ばせない
- ☑ 走った後に内ももが痛くなりしゃがめない
- ☑ 膝を曲げ伸ばしする途中で痛みを感じる部分がある
日常で痛みを感じるシーンがあると、気が似毛なくて辛いですよね。
もしかしたら、その膝の内側の痛みは鵞足炎(がそくえん)と言われる筋肉の炎症かもしれません。
その場合は、単に休むだけでは、なかなか痛みが引きません。または、一度引いてもぶり返しやすい痛みです。
その理由は、体の扱い方の癖が痛みを引き起こしているからです。このような場合は、痛みのケアだけでなく、体の動かし方を修正します。そうすることで、同じような膝の内側の痛みを繰り返すことはなくなります。
それでは、そもそも、鵞足炎とはどのようなものでしょうか。わかりやすく解説させていただきます。
鵞足炎とは?
鵞足とは、薄筋(はっきん)、縫工筋(ほうこうきん)、半腱様筋(はんけんようきん)の3つの筋肉が合わさり、膝の内側についている部分のことを指します。鵞足炎とは、この3つの筋肉に負担がかかり、その結果炎症が起こるものです。
一般的は鵞足炎の処置
- 痛めた部分をアイシング
- シップや電気治療
- テーピングで補強
- 痛めた部分のマッサージ
いかがでしょうか?この中で何か試されたものはありますでしょうか?
一般的な処置やリハビリでは、患部の安静や硬くなった部分のケアが中心となります。それによって痛みが引き、元の生活に戻れることもあります。
しかし、繰り返し、再発する場合は、体の使い方の癖があります。
鵞足炎に対する英気治療院の取り組み
- 骨盤や足首の並びを整える
- 神経の緊張を解いて痛みにくい体にする
- 体の軸を作り、痛みにくい姿勢を作る
英気治療院では、痛みの緩和と並行して、痛めた理由に対する処置も行います。
鵞足炎では、ガニ股やO脚の癖の方が多いです。また、肺アーチと言って甲高の足、反り腰
ストレートネックの方に多く見られます。膝の痛みと言っても、膝そのものに原因がないこともあります。
骨盤や足首の並びを整える
体は土台がしっかりしていないと、崩れやすくなります。足元が崩れると、その不安定なぐらつきが、膝や股関節に伝わって体を安定させるために、固めようとします。この固める動きが膝の筋肉に負担をかけます。ですので、膝に痛みが出ているときは、まず、膝以外の脚や股関節から調節していきます。
神経の緊張を解いて痛みにくい体にする
体は固くなると、感覚に対して過敏になります。正座をしたときの足の痺れが代表的な感覚異常です。同じように、関節が固まると、その周りを取り巻く神経が圧迫されて痛みやしびれを感じ易くなります。膝などは痛みを感じると固まりやすい部分です。そのため、痛んで固まるの悪循環を繰り返してしまいます。英気治療院では、この感覚異常を、筋肉や関節を本来の位置に戻して整えることで解消させていきます。
体の軸を作り、痛みにくい姿勢を作る
膝や足などの関節は、体を動かすだけでなく、衝撃を緩衝させるクッションの役割があります。しかし、猫背などの姿勢が固まって動きにゆとりがないと、一部分の関節に負担が多くかかります。膝を固めると膝に衝撃が加わりやすく、傷めやすいです。そのため、体の骨組みを整えて、真っすぐを楽に立てる姿勢作りを行います。そうすることで、膝で固めることもなくなり、痛みにくい姿勢になります