シーバー病(かかとの成長痛)
- ☑ 身長が伸びているときに踵が痛い
- ☑ 靴を履くとかかとの靴擦れのようにタコができる
- ☑ 階段を下りるときに踵が痛い
- ☑ 足裏がいつも張っている
- ☑ アキレス腱が痛くて思い切り走れない
- ☑ 成長痛と言われ我慢するしかない
辛いですよね。いつまでもうずうずする痛み。痛みが引いたかと思えば、少し頑張るとすぐに痛む。そんな足の痛みは、もしかしたら「シーバー病」という成長痛の症状かもしれません。
その場合は、アキレス腱だけをケアしてもなかなか痛みは引きません。その理由は、成長以外にもアキレス腱にかかる負担が残っているからです。
アキレス腱にかかる負担は、姿勢や体の使い方の癖です。英気治療院では、アキレス腱にかかる負担を減らし、痛みにくい体に擦ることで、早期復帰と再発予防に取り組んでおります。
そもそもシーバー病とはどんなものでしょうか。開設させていただきます。
そもそもシーバー病とは
シーバー病とは、成長期に起こりやすいアキレス腱がかかとにつく付着部の炎症です。本来は、骨の成長に伴い筋肉や腱も一緒に伸びます。しかし、ふくらはぎや足裏をはじめとする疲労や硬さが強い場合には、成長で柔らかくなっている骨と腱の部分が引き伸ばされて炎症が起こります。引き伸ばされる期間が長いと、骨化と言って骨が出っ張った状態になります。このような炎症が起こることで痛みが起こります。
一般的なシーバー病の治療
- ☑ アイシングをして安静にする
- ☑ シップや電気治療で痛みの緩和
- ☑ アキレス腱伸ばしなどのストレッチ
この中で試されたものはいくつありますでしょうか?いずれの処置も、痛めた部分に対する処置です。痛みの緩和をすれば、一時的に痛みは和らぎます。しかし、痛めた原因への対処ではないの、何度も繰り返してしまうのです。
英気治療院でシーバー病に対する取り組み
- ☑ 前かがみの姿勢を正す
- ☑ 骨で立つための体の軸をつくり姿勢を正す
- ☑ 感覚過敏を解消して痛みの悪循環を断ち切る
前かがみの姿勢を正す
猫背がアキレス腱に負担をかけます。猫背になるとつま先重心となり、常にアキレス腱に負担がかかります。そのため、寝ているときはいいけど、起き上げる、階段を下りるなど、つま先を使うときにアキレス腱が痛みやすくなります。
骨で立つための体の軸をつくり姿勢を正す
体を筋肉で支え過ぎると、疲労が溜まり、炎症など痛みが出やすくなります。骨格は体を支える柱です。筋肉はそれらのバランスをとるハンドルの様なものです。テントの支柱と止め紐のような関係です。筋肉は一定の張力であれば、負担を分散できますが、一部分に負荷が加わると紐が切れてしまいます。同じように、体を支える骨格が整い、筋肉にかかる張力が均一になると、筋肉にかかる負担は減っていきます。
感覚過敏を解消して痛みの悪循環を断ち切る
体は固くなると、痛みやしびれを感じ易くなります。これを感覚異常の内の感覚過敏といいます。一度痛みを感じると、少しの負担でも痛みを感じ易くなります。痛みを感じると、その部分を守ろうとして余計に固まります。この悪循環が痛みを感じ易い体になってしまうのです。痛みやすい体の悪循環を断ち切るには、体を柔らかくすることです。体が柔らかくなれば、本来の感覚を取り戻し、痛みやすい悪循環を断ち切ることができます。
通院の目安
一般的な痛みの場合は6回ほどを目安としております。
成長期の場合ですと、成長の度合いに応じて痛みやすさが変化します。
歩いて痛みを感じないまでが6回
しゃがめるまでに10回
ジャンプやダッシュができるまでに15回
あくまで目安です。これよりも早くよくなるケースもございます。成長痛と言っても続けてケアをすれば必ず良くなります。